2015年12月24日木曜日

1504「『SEは死滅する』ですって??」

【このテーマの目的・ねらい】
目的:
 「SEは死滅する」へのシステム企画研修社の取組みの
 その後を知っていただきます。
 この難題解決はかなり困難であることを知っていただきます。

ねらい:
 皆様お考えください。

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その号では、
日経コンピュータ誌の編集長もされた
木村岳史さんの著書「SEは死滅する」の論点をご紹介しながら
私見も述べさせていただきました。

木村さんの結論はこうです。

これからのシステム担当に期待されるのは
ビジネスを直接支援するシステムを作ることに参画できることである。

従来型のシステム要員すなわちSEはその対応はできないだろうから
「死滅するしかない」

若干極論ですが、
「対応できなければ」死ぬしかないという点では、
私も同意見でしたから、
以下のようなシステム部門やシステム要員を強化する企画を考え
その研究会参加者を募集しました。

1.「死滅しないSE・システム部門」研究会 6/10発表
  タイトルが露骨なので改訂

2.「明るいシステム部門・情報子会社の方向性を探る」研究会
                           6/29発表

3.同上研究会内要補強
                           7/9発表

内容改訂補強で少しずつ参加申し込みをいただきましたが、
開催定員には達せずすべて開催中止となりました。

「現状に問題意識は持っているが、
わざわざ時間とお金をかけて研究するまでのことはない。
どうすればよいかは大体分かっている、
いろいろ障害がありできないのだ」
というお考えの方が大半のようでした。

そこで、
一般論ではなく、具体的な対応策をご提示するのですよ、
そもそも私は1995年に「システム部門変革ガイドブック」
世に問うて以来のシステム部門ウォッチャーです、

と、ご案内資料にも示させていただきましたが、
皆様のお考えを引っ張り込むには至りませんでした。
私どもの力不足です。

その後、この研究会でも研究テーマの目玉となっていました
ICTを活用する新ビジネス創造支援プログラムBCKcker
を開発しご案内をいたしました。
9月11日に1回目の紹介セミナを開催しました。

10名の方にご参加いただき好評でした。
ですが、今のところ2社で検討を継続していただいておりますが、
成約はまだです。

「こうすれば、新しいICT主導ビジネスが企画できます」
という手法をご提供するプログラムなのですが、
このプログラムの実現は非常に難しい、ことが分かりました。

分かったことは次のとおりです。
1)ICT主導の新しいビジネスを考える必要性のあるのは、
 組み立て型の製造業か一部のサービス業です。

 他の産業では何を提供すればよいかが問題ではなく、
 どうやって効率的に生産または提供するかが問題だからです。 

 鉄鋼や化学などの製造業を考えていただければお分かりでしょう。
 何を作るかが問題なのではありません。
 金融業もICTを活用した画期的な新ビジネスは考えにくいのです。

2)対象業種でも、この手法が必要とされるタイミングは、
 極めて限定されます。
 
 「そういうことを検討しよう」ということになっていなければ
 この手法は必要ありません。
 また何をするか決めて走り出していれば手遅れで必要ありません。

ということで、死滅しない道の実現は難題です。
現在はマイナンバー対応、次は新消費税対応とかで
従来型SEは結構多忙なのです。
問題先送りですね。

でも、情報サービス事業は
誰かが何とかしなければならないのです。

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