2010年4月16日金曜日

(蛇足)参院選の予想

 どの政党を支持しますか、という世論調査で、
 「支持政党はない」という無党派層が50%を超えました。
 50%を超えたのは12年ぶりだそうです。

 自民党に愛想を尽かし、
 お灸をすえるつもりで投票した民主党もでたらめで、
 これもいかんとがっくり来ている、
 というのが大方の無党派層の考えです。

 政党には支持基盤がありますから、
 その組織を通じての投票誘導があります。
 その人たちは、どこかの政党支持という回答をしているでしょう。

 ですが、これらに関係ない人、
 または関係したくない人が50%以上いるということです。

 参議院には比例区があります。
 無党派層は、比例区では党ではなく個人(常識人・有名人)を選ぶでしょう。
 そういう人を多数擁した党が有利です。
 
 素人予想家の私としては以下のように、
 投票結果を大胆に予想してみます。
 
 民主党がどうなるかに焦点を合わせるのと、
 自民党は分裂の可能性もあり、どうなるか不透明なので
 「自民党・その他」として一括りにしてみました。


 前提:①現時点の政党支持率を前提とする。
    ②政党支持派の投票率は8割、無党派層の投票率は5割とみる。
 
 これで全体の投票率は65%で、参議院選挙単独では最高の投票率です。
 無党派層の投票率が下がると当然ながら全体の投票率が下がり、
 民主党の当選者数は増えます。

 選挙区投票 改選数73人に対する予想当選者数(詳細算出方法省略)
   民主党  37人 
   自民党・その他の党 36人 
 ・民主党は、組織で戦って支持率(全体の20%強)以上に獲得する。
 ・自民党・その他の党は、
  無党派層の少数党への投票は死に玉となる場合が多く伸び悩む。
  
 比例区投票 改選数48人に対する予想当選者数
   民主党       19人 
   自民党・その他の党 29人
 ・無党派層の支持は、現在の支持率に比例して当選者数になる、とみる。

 合計 
   民主党  56人 
   自民党・その他の党 65人
 ・民主党は、改選議席数53人は上回るが、
  非改選62人と合わせて115人で、過半数121に到達しない。

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