2010年4月28日水曜日

毒入り餃子事件被疑者逮捕!

ご承知のように、2008年2月に発生した中国産の
毒ギョーザ事件の被疑者が3月に逮捕されました。

中国側は、毒は中国で入れられたものではない、
と言い張っていました。
それでも捜査を継続していたのは、
どういう考え方に基づくのでしょう?
日本人の思考法では理解できません。

いずれにしても、中国で被疑者が逮捕されたことは 
日本人にとっては「それ見ろ」という気持ちであると同時に
中国の警察も偉いな、という感想でしょう。

ところで、事件発生以来、日本では中国の食品は買われなく
なりました。
消費者が原産地を確認するようになったのです。

我が家でも、
中国産のラッキョウ(家内の好物)とフルーツ缶詰(私の好物)
を買わなくなりました。

このように、中国の食品に対して日本人が防衛していて、
中国人は気にしていないのかと思っていました。

ところが(またもや)日曜朝のテレビでは、
中国の人たちも残留農薬等を大いに気にしていました。
そして、日本の食品は安全だと高い評価を得ていました。

日本の工業品は中国製に取って代わられようとしていますが、
「中国に売れるのは、次は食品か!」と思いました
(何か順序が逆な感じがします)。

現に、中国進出に力を入れている食品提供者も多いようです。
当社の近くにあるお弁当屋さん「ほっともっと」も、
すでに中国に13店の進出計画があるようです。

ところが、
当社の社員が恩恵に与っている近所のほっともっと店が
閉店予定になっています。
社員たちは「どうしよう」と言っています。

不採算店は閉めて
有望な市場に経営資源を集中するということなのでしょう。
仕方のないことですね。

このテーマの結びです。
私が日本の産業復興の柱7Kの一つとして挙げたときの
米(日本食)は、
美味しくヘルシーという面が売りだと思っていました。

それが、
中国や新興国には
安全が強い売りになるということが分かりました。

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